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11月〜2月、透明な綾

すっかり日が経って、前回更新してから季節がふたつほど巡ろうとしています。

2024年11月から、今年2025年2月にいたるまで、さまざまなことがありました。



11月14日には、いつもお世話になっているイベント「FOuR DANCERS vol.303」にて

ここ2回ほど連続して取り組んでいる即興をしました。


即興(景色が揺れる。しずめる。ラベンダーが飲み込んだ水のあとさきとその日の体と場)

作品ページはこちらから

​アントニオ・カルロス・ジョビン「三月の水」英語詩の菊地成孔さんによる翻訳詩を自ら朗読した音源とともに。

地道に創作を続けてこられているのは、この場があるからだな...と。

すっかりホームのようなイベントです。

帰る場所ってとても大切で、信じて身を預けられもするし、いつも丁寧に繋がっておかなきゃというか、気の抜けないところでもあったりして。

この場をもたせてくださる皆様も、この場でご覧いただけている皆様へも、お礼申し上げます。


​​

その二日後には

ウミ下着のバンド編成版、Umishitagiのみんなで閏年のイベントを。

京都市内某所で野外ストリートライブをお客さんに呼びかけて行ったのでした。

この日にいたるまで、大阪や京都で、たびたび集まっては野外ライブをしてきていて。

自分たちでカメラを持ち替えながら踊りつつ撮影した動画が結構面白かったり。

こういう場を呼びかけてくれたからまた集まれた、Umishitagiの中西さんに感謝。


ここの数日がかなり充実しており、

FOuR DANCERSと野外ストリートライブの間の日には、小学校でのワークショップ初日があり、そちらへアシスタントに出かけさせていただいていました。

「見ないダンス」でご一緒させてもらって以来、見えない人・見える人・見えにくい人で集まって行われている動きをめぐる研究会にもぽつぽつ参加させていただいたり、ダンスを見に来てくださったりと縁が続いている伴戸さん、

この機会ではじめてご一緒させていただいた素敵な声の豊島さんのお二人が先導され、

大阪で一度お世話になっていた古谷さんや財団の皆様も一緒になって進めてくださったワークショップ。

自分なりに関わっていきたい!という気持ちをひしひしと受け取って、特大ボリュームのエネルギーで参加してくれた小学校一年生のみなさんがとてもまぶしかった!

大変お世話になりました。

どこをとっても素敵な現場で、「またこんな場所に帰って来たいな(がんばろう)」という思いを持たせてもらいました。

またどこかで。


秋はあっとゆうまに冬になり、

お誘いいただいて知り、とびこんだのはロームシアターで行われていた、

ドレスデン・フランクフルト・ダンスカンパニーによる5日間の集中ワークショップ。

さまざまに影響をうけて。

身体的・踊り的には、もうちょっと長く、あるいは、また近いうちに再び、

ヤニスさんのメソトロジーを学び踊る時間を持たせてもらいたい!と思ったのでした。

ご一緒にワークショップを受けたダンサーのみなさんともまたどこかで会えますように。

わたしも頑張っていこう。

これはいただいた記念写真。うれしいのと度々思い出したいのでここに載せてしまいます。
これはいただいた記念写真。うれしいのと度々思い出したいのでここに載せてしまいます。
















このすべての時間を通底して流れていたことは、

2019年ぶりの自主企画公演、川瀬亜衣 ソロダンス『透明な綾』の準備や創作でした。


2025年2月2日〜3日に京都初演。

おかげさまで、無事全公演を終演いたしました。


お気にかけてくださった方々、公私ともにご協力くださった方々、

ともに公演をつくった座組のみなさま、そして、公演にお越しくださったお客様、

誠にありがとうございました。


公演を終えてもあれこれとやるべきこと/やっておきたいことがあって、

ひとつひとつ進めています。

これまでを振り返ったり、これからを展望したり。

大事な時間をすごしています。


このタイミングで見に行った

国立京都近代美術館の展覧会「黒田辰秋ー木と漆と螺鈿の旅」では、

自分の思う完成を手がけることや、素材の自然の中に見出していく個性であったり、

公演をひとつおえた自分によく響いて、そっと激励されつつ背中を押してもらったような心地に。


いまはまだ言葉少なに振り返ります。

2日間で5回のソロダンスを踊り終えて、その後も思うことは、

自分のダンス観や身体観が、それこそ、

揺れて解れて角を曲がろうとしてるかもしれないってことや、

まだ知らない文化圏へ身を運び、知り、感覚して、その日その場にある体ごと

踊っていきたいということ。


38歳、10年近く続けてきた生活の環境も、

この4月からちょっとずつ変わっていけたらと思っていて、

これからチャレンジできること、積極的に働きかけていこうとしています。


記録映像からキャプチャーした画像もここにのちほど掲載できたらと思います。

それはまた後日、更新するつもりです。


 

川瀬亜衣 ソロダンス『透明な綾』

2025.2.2 sun - 2.3 mon at Space bubu

詳しくは公演ページ、こちらから

 


近々の動きもそろそろはじまります。

2月の公演でご一緒した振付家の大谷さんに声をかけてもらって、トリシャ研究会が3月中旬にあったり、

情報公開されたものだと、4月3日にふたたびFOuR DANCERSに出演いたします。

どうぞ、ひきつづき、よろしくお願いいたします!


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