1987年 京都市出身。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学) 芸術表現・アートプロデュース学科卒業。〈忘却／記録〉をテーマに写真インスタレーション作品を創作しながら、ネオ・舞踏カンパニー千日前青空ダンス倶楽部にて踊り始める。2012-2013年「国内ダンス留学＠神戸」2期ダンサーコース参加。翌年 Ensemble sonneサブメンバーとしてドイツ表現主義のメソッドを学ぶ。

拠点を京都に移した後も、様々な振付家、演出家の作品やダンスのバンド活動、即興イベントに出演する他、ベイビーシアターなど演劇作品への出演や美術作家との協業、ワークショップを行うなど活動は多岐。

これまでの振付作品には、『際の踊り』（2015）、『閃光に抱く』（2016）、カゲヤマ気象台による戯曲をダンス作品にした『シティI』（2019）、書き文字を辿り踊るシリーズ『かくことのは』（2019）などがある。近年は、文筆時の名義・背中す春による詩を題材としたソロダンスや、その日の体と場による即興に取り組んでいる。2020年以降、書き溜めた詩の推敲と改稿に着手し、身近な人との別離についての詩13編を綴じた『詩集 透明な綾』(2024)を、背中す春名義にて発刊。本公演のモチーフとなる。

モダンダンス、クラシックバレエ、ジャズ、タップなどを渡りながら幼少より踊る。拠点を京都へ移すとともに寺田みさこに師事。ポストモダンダンスに傾倒し、とりわけトリシャ・ブラウンに触発されたオリジナル振付作品を断続的に発表する。ダンサーとして近年では、夏目美和子、捩子ぴじんなどの作品に出演する。

桜美林大学卒業、京都造形芸術大学大学院修士課程修了。京都市の青少年育成事業『ダンススタディーズ1』のナビゲーターを6年務める。精神科デイケアおいけにてダンスプログラム担当講師。Space bubu管理人。東京生まれ育ち、京都在住。