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 a dance, trace of written letters 

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7歳から20歳までを共に歩んだ書道に、

ものの見方や感覚仕方を教わっていた。

書と一緒に成長してきた自分の身体に踊りを訪ねようと、

取り組みはじめたのが「書き文字を辿り踊る」シリーズ。

 

2014年より構想、2018年からソロダンスとして作品制作・発表。

2019年に単独公演にて上演。

 

現在も新作創作を継続している。

「書き文字を辿り踊る」

 書き文字を辿る。書かれた時を想像する。
 書かれたそのときの身体、心象、思考が像となっている。

 脈々と続いてきた「かく」営みは、
 誰かに向けてかかれている点で外に開かれながら、
 肉体としてはただ一人で紙面と向き合い営むものです。

 手書き文字を読むことは、
 誰か筆記者の身体の痕跡を辿り想像することであり、
 不在者の身体を想う事と言えるかもしれません。

 幾度幾人もの手により行われた
 「かく」ことの痕跡とも言える文字を​​辿り踊ることで、
 不在者と踊ることは叶うものでしょうか。

​ 刻一刻と変わる場所、時間のなかで身体と表現に愚直に向き合う。

 (以上、「かくことのは」パンフレットより一部掲載)

 書き文字を辿り踊る 

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