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11月、12月

  • 2月1日
  • 読了時間: 5分

すこしずつ振り返ってブログを書いています。

日付変わって今日は2月1日。旧暦でいくと年末年始?

まだ昨年11月のことも年内ということでひとつ。


10月、とても貴重な時間や経験をして、その流れを受けたまま、11月の自作ソロダンス公演へ向かいました。




予約不要、入場無料(カンパ制)、出入り自由。

ワーク・イン・プログレスや試演会でもないパフォーマンスの上演として、この形態で実施したのははじめてのことでしたが、ずっとやってみたかった、憧れていたかたちでもありました。


たしか、横浜まで何かの折に足を運んだ際、ソケリッサの公演を見に行ったことがあるのですが、チケット代はきまっておらず、代わりに茶封筒が1人1枚渡されました。

その人ごとの金銭感覚や価値観でお代を封筒に入れてお返しするというもの。

投げ銭ともまたちがい、茶封筒に入れると手紙のようでもあり、ダンスだけでなく色々となんかよかったなというのが印象に残っていて。


また、予約不要・出入り自由というのは、BEBERICA theatre company が企画されたベイビーシアターに関するワークショップでふと交わした会話「長時間パフォーマンスが行われていて、いつ来ていつ外に出てまた帰ってきても楽しめるものを作りたい」ということが妙に心に残っていて。


同じ時間、同じ場所に集って、同じ作品に参加するという奇跡みたいなことの素晴らしさもある一方で、そうでは参加できない環境や状況でパフォーマンス作品が見たいという人も受け止められるような企画をやりたかったのだと思います。



下町芸術祭の案内所では、とても丁寧にご案内してくださっていて(感謝)、

この度はじめましての方もたくさんお越しいただいて、通算50名以上の人が上演会場へお越しくださっていたようです。


この作品を上演して毎回面白いのが、舞台のお客さんだけでなく、文芸や詩がお好きだという方や、展示があるならちょっとみようかと来てくださる方もいて、お客さんの興味関心がさまざまな方向になること。

すべての方とご挨拶できたわけではなかったのですが、またどこかで作品を思い出していただけたり、上演をご覧いただけたりしたら嬉しいです。


本番は1回限りですが、前日夜に一度、創作協力で参加いただいた中根千枝さんの前で踊っています。(中根さんは本番も通して見ていただいている)

1人の人にずっと3時間ちかく見てもらうこと、

往来のある中、3時間近く見てもらうこと。

作品は基本的に即興で、細やかな部分はライブで構成していくのですが、観客の方の過ごし方の違いで、体積する時間の感じや踊りや言葉がとても違ってくるのが、個人的にとても新鮮で面白い経験となりました。


また、作品のモチーフが自作詩集であり、その詩集を綴じた背景も相まって、「目の前にはいない人へも私は踊っていたい」ということを強く意識しながらのパフォーマンスとなっています。

会場へ身を運んでいただいていても、ご覧いただいていなくても、私はずっと踊っているということ。


この作品はこれからも再演を重ね、踊っていきたいと思っています。

どんなふうに移ろい変わっていくかは誰にも分かりませんが、それもまた作品のテーマと共鳴するものでもあるので、やはりそのままに、へたに固めず作品を運んでいけたらと思います。


上演の機会をくださったNPO法人DANCE BOXのみなさま、「下町芸術祭」のスタッフのみなさま、新長田アートコモンズのみなさま、作品にご協力くださったすべてのみなさま、大変ありがとうございました。

そして、ご覧くださった皆様、気にかけてくださった皆様、いまはここにいない人、まだ出会っていないどこかのどなたか、作ろう・踊ろうと突き動かされる何かを差し向けてくれるあらゆるものごとへ、お礼申し上げます。


下町芸術祭2025プログラム
川瀬亜衣 ソロダンス『透明な綾(11月、駒ヶ林にて)』
日時: 2025.11.2 sun  展示 11:00-16:00 / パフォーマンス 12:00-15:00
場所: 駒ヶ林会館(神戸市長田区)
詳細は作品ページをご覧ください→ 川瀬亜衣 ソロダンス『透明な綾』



11月の上演を終えて、しばらくした頃、いつもお世話になっているUrBANGUILDの晦日の企画「Urミソカ 餅つき -Borero!」への出演が決まりました。


一昨年に出演させていただいて、2年ぶりの参加でしたが、奇妙なほど混沌としていながら乱雑としてない感じが懐かしかったです。


この年は、9月1日に持ち込み企画「食堂喫茶文」でお世話になって以来でした。

その日は私の踊りはじめた舞踏ユニットで構成・演出・振付をされていた紅玉さんを見送った日でもあり、

直前に踊ったのが、その踊り始めの町での公演だったこともあり、

当時舞台に立つ前に行った白塗りをしてから、その装いをして、年末の踊り納めとしたいと思ったのでした。


やってみて、ああ舞踏の稽古は足りてない、今の自分の踊りはいつでも湧いてくる、そう思い。。

二つに共有するものがないわけじゃないと思うのだけれど、これは踊り始め当時にイメージした踊りとはまたちがうものに育っているんだなぁと、当時の装いに近づいてみて、逆に今との違いを知るような時間になっていました。


つづく。


Urミソカ 餅つき-Borero!-
日時: 2025.12.30 tue 
場所: UrBANGUILD kyoto
詳細はこちらをご覧ください→ UrBANGUILD web

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